公開日: 更新日:

「10代のための座右の銘」大泉書店編集部編

 座右の銘といわれて、単に耳に心地いい言葉をアリバイのように慌てて用意するのではなく、自分の心に響く生きた言葉を日頃から見つけられたらどんなにいいだろうか。そんな言葉をお探しのアナタにオススメなのがこの本だ。座右の銘となる言葉とともにその言葉を発した人のプロフィルや出典、エピソード、同じ人が発した他の味わい深い言葉なども紹介されており、「10代の」というタイトルにしておくのは惜しい、大人も使える名言集になっている。

 古今東西の歴史的人物による言葉はもちろんのこと、小林繁の「人生のバッターボックスに立ったら、見送りの三振だけはするなよ」や、井上雄彦によるバスケットボール漫画「スラムダンク」の「あきらめたらそこで試合終了ですよ……?」など、同じ時代を生きる人たちが発した名言も収録。

(大泉書店 1300円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  3. 3

    だから桑田真澄さんは伝説的な存在だった。PL学園の野球部員は授業中に寝るはずなのに…

  4. 4

    PL学園で僕が直面した壮絶すぎる「鉄の掟」…部屋では常に正座で笑顔も禁止、身も心も休まらず

  5. 5

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  1. 6

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 7

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  3. 8

    ドジャース大谷 今季中の投手復帰は「幻」の気配…ブルペン調整が遅々として進まない本当の理由

  4. 9

    打撃絶不調・坂本勇人を「魚雷バット」が救う? 恩師の巨人元打撃コーチが重症度、治療法を指摘

  5. 10

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した