「CHRISTMAS クリスマス」光村推古書院編集部編

公開日: 更新日:

 新市庁舎の電飾とライトアップされたタワーの組み合わせがシンボリックなチェコのオストラバなど、日本人には馴染みの薄い都市も、この飾りつけを見たら、ちょっと行ってみたくなる。

 一方、観光名所でもあるオーストリアのウィーン、ベルヴェデーレ宮殿の庭の池の水面には、クリスマスの電飾とライトアップされた建物が映え、いつも以上に荘厳な空気を醸し出す。

 その他、どこまでも続く街灯の飾りつけが街の落ち着いたたたずまいとマッチしたポーランドのワルシャワ、おそらくここでは一年中クリスマス気分が味わえるであろうフィンランドのロヴァニエミにあるサンタクロース村、天辺がクリスマスツリー仕様になったカナダのバンクーバーのハーバー・センター・タワー、そしてスペイン・マドリードの金色に輝く現代アートのようなツリーなど。ヨーロッパを中心に34カ国のクリスマスを堪能。

 クリスマスといえば雪景色がついつい頭に浮かんでしまうが、アラブ首長国連邦ドバイの乾いた空気とツリーの組み合わせや、オーストラリア・メルボルンでは広場に飾られた巨大なツリーの周りで半袖、半ズボン姿の人々が憩いの時間を過ごしている。こうした南半球の真夏のクリスマスも、日本人の目にはまた新鮮に見える。

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方