正月休みに必読? 企業の社長たちが愛読する本はコレだ
“岩下の新生姜”の岩下食品、岩下和了社長は「人生の中で一番良かった」と前置きして「フロー体験 喜びの現象学」(M・チクセントミハイ)を挙げた。“最高の幸せって何だろう”を追究した著者がたどり着いた結論は――。
「論語」支持者もいる。「㈱食文化」の萩原章史社長だ。
「昔も今も時々目を通します。悩んだ時、『孔子はどう考えていたんだろう』などとね」
こうなると、もはや人生のパートナーか。
常磐興産の井上直美社長は、最近読んだ本の中から「現場論」(遠藤功)を薦める。
「彼は現場に見にいって英知を吸い上げるのが得意。経営のヒントも詰まっているので、彼の本はよく読みます」
ベクトルの村川智博社長は、一度はさじを投げた「ビジョナリー・カンパニー」(ジム・コリンズ)と「ザ・ゴール」(エリヤフ・ゴールドラット)を読み返し、「難しい本が時間を経てストンと入ってくることもある」と若い社員に読書を勧める。
スマホでゲームしている場合じゃない。さあ、本屋へ走ろう。