「こじらせない離婚」原口未緒著

公開日: 更新日:

 離婚の話し合いは修羅場になることが多いが、著者に言わせると、必要なのは「心の整理が9割、法律が1割」だとか。

 初めに〈不満ぶちまけリスト〉を作って不満を吐き出し、次に自分の離婚後の生活をイメージしてみる。

 例えば、子どもの小学校の入学式までに離婚と引っ越しを完了するという目標がみえると、離婚条件の優先順位が決まるので、慰謝料などもすんなり決まるようになる。養育費を送ってもらう場合は、離婚後に子どもの近況を知らせると、子どものために払っているんだと納得してもらえる。

 離婚を扱う弁護士が書いた、離婚を言い出す側にも言い出される側にも役立つ実践的ハウツー本。(ダイヤモンド社 1400円+税)


【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」