「スマホ断食」藤原智美氏

公開日: 更新日:

 やるのは金曜の夜から月曜の朝までの3日間。あらかじめ一斉メールでスマホ断食を伝えておけば、連絡が取れなくても問題は起こらない。米国では3泊4日のスマホ断ちツアーがあるそうだ。

「スマホの使用を自分でコントロールできるようになり、一人の時間をつくれる力を持つことが目的です。たかが3日間ですが、できない大人はたくさんいると思いますよ(笑い)。ある意味、自分がどのくらいの人間関係を築けているのかの試金石にもなります。3日間、スマホ断食をやって壊れる人間関係なら、しょせんはそんなもんだよね、ということです」(潮出版 1200円+税)

▽ふじわら・ともみ 1955年、福岡市生まれ。90年「王を撃て」でデビュー。92年「運転士」で芥川賞受賞。「モナの瞳」「ミッシングガールズ」のほか、ベストセラー「『家をつくる』ということ」「暴走老人!」「検索バカ」「ネットで『つながる』ことの耐えられない軽さ」などノンフィクションも手掛ける。

【連載】著者インタビュー

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末