元TBSアナ鈴木史朗さんは今…ゲームの腕が「神の領域」に
61歳で出したシングル「想春譜」(永六輔作詞・平尾昌晃作曲)は約6万枚売れた。
「2枚目の『月と盃』はたいしたことありませんでした。でも、これを聞いた日本舞踊の美柳流の家元がぜひ私たちのために歌って欲しい、とおっしゃった。それで10年くらい前から個人的に歌いためたテープをお送りしたところ、今年になって『日本歌謡名曲集』って立派なCDにして下さいました。家元いわく、ボクの歌は情感が込めやすく、踊りやすいそうです。ハワイやロスなど世界中にいる日本舞踊の愛好者の方たちに、ボクの歌がお役に立ってると思うとうれしい限りです」
歌は「伊豆の佐太郎」「明治一代女」「隅田川」「お夏清十郎」などTBS時代、長く歌謡番組のDJをしていた経験から精選した曲ばかりだ。
また、17年前からクリエーターを育成する専門学校の東放学園で、マスコミ志望の若者を月1回教え、講演活動を月1回のペースで行っている。
中学1年生の男の子と小学3年生の女の子の孫が2人。
「もう十分過ぎるほど働いたし、2次元のゲームの世界も卒業して、3次元の現世を卒業する準備を始めようと思ってます」