松本人志も千原ジュニアも 芸人ら続々“ローカル回帰”の裏側
「全国ネットで放送される番組は内容や発言の炎上やBPO入りを恐れた自主規制が年々ひどくなっている。その点、ローカルはまだゆるい。故やしきたかじんが自分の番組で全国ネットがやらないような話題や過激な発言を繰り返していたのが典型です。それが物議を醸しても、地方スポンサーは大目に見ることも多いので、捏造やヤラセの類いでなければ問題視されない。ギャラは安くても窮屈な東京キー局に見切りをつけてローカルに居場所を見いだす芸人は多い」(テレビ関係者)
13年には岡村隆史(44)が19年ぶりの関西ローカルレギュラー「なるみ・岡村の過ぎるTV」(ABCテレビ系)をはじめ、昨年10月からはダウンタウンの松本人志(51)が21年ぶりに関西ローカルのレギュラー「松本家の休日」(ABC系)を持つなど、“里帰り”が急増中。テレビ界も東京一極集中時代が終わろうとしている。