3世代ファン急増中 「アルフィー」から漂う“現役感”の秘訣
THE ALFEEが約6年ぶりのオリジナルアルバム「三位一体」をリリースした。明治学院大のキャンパスで知り合い、音楽活動を始めて42年。還暦を越えてなお、突っ走り続けられる秘訣を聞いた。
――デビュー40周年の2014年を飛ばして、15年にアルバムを出した理由は?
高見沢 15年は40周年の山を越えて1年目のメモリアルイヤー。これまでとは違うものが見えてくるんじゃないかな、という予想で作ったんです。年初から動き始めて、ツアーを挟みながらレコーディングして。20代、30代の時のようにはいかないので節制も必要なんですけど、トレーニングする人、しない人、お酒を控える人、控えない人、それぞれでしたね。
桜井 スタジオワークは簡素化というか合理化というか、短期集中するようになりました。昔は何カ月もスタジオにこもって、朝までダラダラやってましたけど。集中力ってそんなに続かないですし。
坂崎 今回は集中しましたね。スケジュールもギリギリだったし。
高見沢 3人ともリードボーカルを取れるので、スイッチボーカルを多くしたんです。1曲の中でこんなに取り入れたのは初めてですね。