空前の盛り上がり 安室奈美恵の引退とSMAP解散の決定的差

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 9月に引退を表明した安室奈美恵(40)のベストアルバム「Finally」が8日に全国発売された。1992年のデビューから、新曲まで全52曲を収録。CDとDVD付き、ブルーレイ対応の3種を同時発売し、予約段階ですでに100万枚売り上げているという。

 初回限定盤は「ライブチケット購入優先券」入りで、このほか購入店舗限定でスペシャルポスターなど特典も多岐にわたり、ファンは複数枚のCD購入必至だ。音楽評論家の富澤一誠氏がこう言う。

「昨年解散したSMAPは、本人たちの露出がなく、フェードアウト状態でしたが、ベストアルバム『SMAP 25 YEARS』の売り上げは、約120万枚でした。それに比べて安室は、引退が1年後、みんなで“カウントダウン”状態。みんなで盛り上がりを共有しているのが大きな違いです。最近はクリスマスCMに安室が登場、全国のCDショップでPVが流れ、これからパブリシティーが効いてくるので、後伸びも期待できます。ベスト盤だけで200万枚を超えるのではないでしょうか。売れ行き次第では“ファンの要望に応えて”という名目で、最後のオリジナルアルバムもリリースするかもしれません」

 “閉店セール”は空前の賑わいだ。

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