西郷どん休止にAIアナ NHK“働き方改革”で受信料どうなる?

公開日: 更新日:

■受信料は過去3年連続で増収

 視聴者が気になるのは、これらの“改革”がNHKの受信料の引き下げに結びつくかどうかだろう。NHKの受信料は過去3年連続で増収し、17年度は過去最高の6892億円に達する見込み。それなのに、大河ドラマが中断するわ、再放送が増えるわでは“カネ返せ”と言いたくなる。

 元NHK職員のジャーナリスト、今井良氏がこう言う。

「働き方改革が進んだところで、視聴者に何か還元されることはないでしょう。NHKは受信料の支払いを求めて次々と訴訟を起こし連続勝訴しています。いきなり値下げとはならないと思います」

 政府が唱える“働き方改革”をニュースで報じるのに、自社で再び過労死が起きたらNHKは報道機関として示しがつかない。体裁を取り繕うための改革でしかなさそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり