昨年は芸人の暴言騒動…上沼恵美子のM-1審査員継続の吉凶
上沼恵美子(64)が昨年に続き、ダウンタウンの松本人志(56)、オール阪神・巨人のオール巨人(68)らと共に、若手漫才頂上決戦「M-1グランプリ2019」の審査員を務めることが発表された。上沼をめぐっては、昨年の同番組放送後、とろサーモンの久保田かずのぶ(40)とスーパーマラドーナの武智(41)が泥酔状態で、上沼に対して暴言を吐く動画を配信したことで大炎上。武智は後に「ツイッターで“死ね”“アホ”といったメッセージが約2万件来た」と明かしている。
上沼は騒動に対し、「暴言だなんて言ってますけど、全然結構です。何とも思ってません。悪いですけど興味ないんです」と突き放していた。一方、松本人志は当時「上沼さんが出なくなったら俺も考える」などと発言していた。確かにネット上では、かねて上沼がコンビやネタに対し、自分の好き嫌いを鮮明にする姿勢には反感の声も出ていたのは事実。
しかしながら今回の上沼の起用に、SNS上の反応は「上沼さん、出てくれて良かった。ああいうことがあって終わるというのは、お笑いの祭典としては残念すぎる」「よかった。この人はホントに真剣に審査しますね」などとおおむね好意的だ。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう話す。