アルバム世界一も納得 嵐を支える熱烈ファンの布教活動

公開日: 更新日:

 それにしたって、今どき330万枚はとてつもない数字だろうが、芸能ライターの山下真夏氏は「嵐なら、特に驚きませんね」とこう言う。

「嵐のファンクラブの会員数は300万人近いといわれています。熱狂的なファンが多い上、親子3代でファンがいたりと、幅広い世代から支持されている。今年末での活動休止を惜しむ声も根強くありますし、それぐらいは売れたって不思議じゃないですよ」

 そもそもジャニーズの“信者”たちは“布教活動”に熱心だ。

「今年1月にジャニーズからSixTONESSnow Manという2グループが同時にCDデビューしましたが、ファンの子たちは5枚、6枚と買って、周囲に『聴いてみてよ』と配ったりするそうです。彼女たちにとっては“神聖”なものですから、転売なんてしない。そこまで熱狂的ではなくても、開封せずに取っておく“保存用”のために2枚ぐらいは買ったりします。新人でもそうですから、嵐となればケタも違う。世界一は素晴らしいと思いますが、数字自体は特に驚きませんね」(山下真夏氏)

 昨年11月にはメンバーの二宮和也(36)の結婚が発表され、メンバー同士の不仲説に加え、桜井翔(38)のスキャンダルも飛び出しているが、やはり嵐、恐るべし。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド