三浦春馬さん“コロナ鬱”の可能性は…芸能界に蔓延の深刻度
7月18日に亡くなった俳優の三浦春馬さん(享年30)もSNSの誹謗中傷にさらされ、心を痛めていたという報道があるが、芸能界で相次ぐ自死の背景のひとつに、タレントの“コロナ鬱”がある。
タレントは常に“世間に求められなくなったら終わり”という強い危機感と隣り合わせ。今回のような長引く休業はサラリーマン以上に精神的に不安になる。「所属事務所がSNSに否定的だったり、自分で次のアクションを起こしたくても起こせず、悶々としているタレントも多い。星野源のようにインスタで『うちで踊ろう』ブームを起こしたり、元NEWSの手越祐也のようにYouTubeで起死回生をはかる人を見て焦りを感じながら既存のブログだけを更新している人も少なからずいます。また、YouTubeを始めたものの話題にならず迷走している人もいて、コロナで疲弊しているタレントはかなり多い」(芸能関係者)という。
テレビ出演、イベント登壇は激減。コロナで映画はますますネット配信に座を奪われ、テレビの制作費も半減。舞台はクラスター発生で悪の権化にされ「エンタメ界の大不況」が噂されている。そんなメンタルが折れそうな状態でSNSで誹謗中傷にさらされれば、ダメージは大きい。