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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

高部知子“ニャンニャン写真”流出の顛末 元カレは自殺した

公開日: 更新日:

 好事魔多し。事件は起きた。高部が布団を胸までかけた状態でたばこをくわえ(煙は出ていない)ほほ笑んでいる写真が写真誌「フォーカス」で報じられた。15歳のころの喫煙に不純異性交遊? と思われる写真を高部は認めたことで高校は無期停学。清純派で売っていた高部は大きなダメージを受けてすべての仕事を降板。事務所も謹慎処分にした。

 謹慎生活する高部を捜していたなか、私は知人から「実家にいる」との情報を得て高部に接触した。

 東京郊外の公団だった。訪ねると、しばらく押し問答した後、1階の踊り場まで出てきた。立ち話から次第にしゃがみ込むリラックスした様子。その表情は吹っ切れたようにサバサバしていた。時折、バラエティーで見せる笑顔ものぞかせる。

「元カレとふざけて撮っただけ」といった話だったと記憶する。欽ちゃんの番組の人気コーナー「良い子・悪い子・普通の子」で区分すれば、高部はごく普通の子だった。世間もイタズラが過ぎただけと、寛大に受け入れてくれたこともあり、早期に復帰したが、意外な結末が待っていた。

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