阿部寛に高まるNHK大河「主演待望論」 国民的“愛され俳優”なのにナゼ1度もない?
12日が最終回の小栗旬(38)主演のTBS日曜劇場「日本沈没ー希望の人ー」。放送開始前は〈こんな時期に暗い話は見たくない〉なんて声も目立ったが、ふたを開けてみれば、高視聴率をキープした。
「日曜劇場の高視聴率はこのところずっとで、〈日曜夜9時は何となく日曜劇場を見てしまう〉という視聴者を囲い込んで離さないのはさすがですね。次回作の『DCU』は『日本沈没』と違って放送が発表になった時点で〈すごく楽しみ〉〈絶対に見る〉と好評で、いい数字を叩き出しそうです。これは主演の “阿部ちゃん”人気のおかげもあるでしょうね」(テレビ誌ライター)
阿部ちゃんとは、言わずもがなだが、俳優の阿部寛(57)のこと。次回の「DCU」は、水中の捜査に特化した架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」を舞台にしたオリジナルドラマだ。水中事件や水難事故に特化した世界レベルの精鋭ダイバー捜査官たちの活躍を描き、阿部は、その隊長・新名正義を演じる。
「阿部さんは老若男女幅広い世代に愛される俳優さん。みんなが“阿部ちゃん”と親しみを込めて愛称で呼ぶことからも分かるように、〈嫌い〉という人はほとんどいないんじゃないでしょうか。私は、綾瀬はるかさんが国民的女優なら、阿部さんは国民的俳優と言ってもいいんじゃないかと思っているぐらいなんですよ」と芸能ライターのエリザベス松本氏は、こう続ける。