中居正広「長期休養説」広まり冠番組の制作現場は大混乱…事務所コメントが拍車

公開日: 更新日:

 11日放送の年末恒例「中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞2022」(フジテレビ系)も、番組表ではずっと(仮)となっていた。予定している中居のVTR出演がなくなっても、タイトルはそのままにするか、現場は悩んだに違いない。

 なまじ「冠」が付いているために、代役放送のたびに中居不在の印象は強まり、「やっぱり復帰できないのかねえ」と視聴者に思われるのは、中居も嫌だろう。また、番組に出演していなくても、テレビ局は名前使用料を払い続けなければならない。こうしたもろもろの不都合があるのだが、中居正広の冠を外して番組継続というのも考えにくい。そうなると、「いったん終わりにしましょうか」という話は出てくるだろう。

 日本テレビの福田博之常務やTBSの佐々木卓社長が、「仕事のことは忘れてゆっくり休養を」「まずは休養に専念して」といたわったものの、「一日も早く番組復帰を」と言わなかったのは、すでに“中居後”のめどが付き始めているからなのかと勘繰りたくなる。

 まあ、金スマも「ザ!世界仰天ニュース」(日テレ系)もスタートしてから20年以上、マンネリ感は否めない。ここらが引き際ということで、まったく新しい企画・番組もいいんじゃないか。NHKあたりは中居を使った面白いアイデアを持っていそうだよ。

(コラムニスト・海原かみな)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末