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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

いまだファン目線ゆえ スピードワゴン小沢は誰より幸せそうに幸福感を与えられる

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「幸せなだけじゃダメなんですか?」
小沢一敬テレビ朝日系「M-1グランプリ2022敗者復活戦」12月18日放送)

 ◇  ◇  ◇

 テレビ朝日系「M-1グランプリ」決勝への残りわずか1枠を争い、「敗者復活戦」に挑む漫才師たち。その漫才をゲストとして見ながら、スピードワゴンの小沢一敬(49)が「めちゃくちゃ幸せ。おもしろい漫才見るって幸せね」と感想を述べると、司会の陣内智則は「視聴者のみなさんはぜひ採点メモをつけながら、ご覧いただき、笑いながら投票する3組を選ぶ参考にしてください」と復活者を決める視聴者に注意を促した。それを聞いた小沢が語った一言が今週の言葉だ。

 小沢といえば屈指のお笑い好き、いや芸人好きで知られる。昨年の「敗者復活戦」にもゲスト出演したが、その時のことを振り返り「地球に1日に生まれる笑いの量は決まってると思うんだよね。だから、笑いは(敗者復活戦の場に)出てる人に譲って、スベるのは全部引き取ろうと思って」(ニッポン放送「ザ・ラジオショー」21年12月20日)などと語るほど。

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