著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。「芸能界」というビジネスは、いかにして始まったのか。貴重な証言を収録した「芸能界誕生」(新潮新書)。伝説の番組「アメリカ横断ウルトラクイズ」を基に描く青春群像ノンフィクションノベル「史上最大の木曜日 クイズっ子たちの青春記」(双葉社)。2つの最新著が絶賛発売中!

歴史を動かした? かが屋が手にした分け隔てないコント愛と泥臭さ

公開日: 更新日:

「僕が歴史を……?」(加賀翔/テレビ朝日系「見取り図じゃん」12月5日放送)

  ◇  ◇  ◇

 歴史が動いたターニングポイントを語る企画で、ハナコの秋山寛貴が「かが屋の登場以前・以後」でテレビのスタジオコントが復活し始めたと主張した。それを聞いた、かが屋の加賀翔(29=写真左)が驚きつつも、喜びを隠せず漏らした一言が今週の言葉だ。

 かが屋を初めて見た時、面白いと思った秋山は加賀に「どれくらい月(ネタを)書いてるの?」と聞くと、照れくさそうに「100本」と驚愕の答えを聞いたという。ちなみに、かが屋は現在、累計で「4537本」のコントを作っているそう。それを聞いた見取り図のリリーは「真ん中の人(加賀)、気持ち悪いですね」と笑った。

 加賀は大阪NSCに入るも、ちょうどその頃できた若手の舞台「よしもと漫才劇場」がコントは禁止だと聞くと、NSCを辞めたほどのコント好き(実際に禁止されていたのはわずかな期間だったが)。その後に上京し、バイト先のコンビニで同じくバナナマン好きの賀屋壮也(29)と出会い、コンビを結成した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    野呂佳代が出るドラマに《ハズレなし》?「エンジェルフライト」古沢良太脚本は“家康”より“アネゴ”がハマる

  3. 3

    岡田有希子さん衝撃の死から38年…所属事務所社長が語っていた「日記風ノートに刻まれた真相」

  4. 4

    「アンメット」のせいで医療ドラマを見る目が厳しい? 二宮和也「ブラックペアン2」も《期待外れ》の声が…

  5. 5

    ロッテ佐々木朗希にまさかの「重症説」…抹消から1カ月音沙汰ナシで飛び交うさまざまな声

  1. 6

    【特別対談】南野陽子×松尾潔(3)亡き岡田有希子との思い出、「秋からも、そばにいて」制作秘話

  2. 7

    「鬼」と化しも憎まれない 村井美樹の生真面目なひたむきさ

  3. 8

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 9

    竹内涼真の“元カノ”が本格復帰 2人をつなぐ大物Pの存在が

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方