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ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

両膝の人工関節手術を決行! 2週間の入院で誕生日に退院、人生の老いのターンについて考えた

公開日: 更新日:

 その間30本ほど、足の悪さをごまかしながら舞台をやってきたが、今回奇跡的に10月が1カ月空いていたので、ついに手術に踏み切ったというわけだ。

 子供の頃から骨など折ったこともなかったが、実はこの夏にストレッチ中に目まいで倒れて舞台から落っこち、肋骨5本にヒビが入った。それでも本番を続け、治った頃に今度は両膝の手術だ。人生何が起きるかわからない。今年後半は骨にたたられた。

 まあこれも神様から休めと言われたのかもしれない。2週間の入院で、ついに明日、誕生日に退院という二重にめでたい日となった。

 まあ何もすることがないと、人生などいろいろ考える。私もついに老いのターンに入った。あと干支が一回りすれば80歳。そこまで生きられるかどうかもわからない。少なくともここから20年はない。カウントダウンが始まったのだ。

 聞けば和田アキ子さんも膝の手術をされたそうで、もう一度しっかり立って、最後のホールツアーを回りたいそうだ。素晴らしい。皆さん前に向かって進んでいる。

 干支の置き物を買い始めた。とりあえずは12年。次のウサギ年までなんとか生きていこう。そんな気にさせられた誕生日であった。 

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