「翔んで埼玉」続編が大ヒット フジテレビ内で高まる「踊る大捜査線」の“夢よもう一度”の気運
フジテレビ社内が久々の朗報に沸いている。現在公開中の映画「翔んで埼玉」の続編「翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~」が大ヒット記録を更新し続けているからだ。フジテレビ関係者がこう話す。
「本当に明るい話題です。この数年間、残念なことにフジ発のヒットコンテンツは皆無と言ってもいい悲惨なありさまだった。本業である放送業は赤字が続き、主な稼ぎ口は不動産賃貸業だったんです。それで優秀な局員がみな辞めてしまったんですよ」
先月23日から公開された同作は、公開3週目に入り累計興行収入14億円を突破したという。
「前作『翔んで埼玉』の興行収入が37.6億円。この勢いでいけば推定60億円超えは堅い。フジの上層部は90年代に大ヒットした『踊る大捜査線』シリーズの再来だと喜んでいるそうですよ」(スポーツ紙映画担当記者)
■第3弾&連ドラ化の期待
フジテレビ関係者が「翔んで埼玉」に対しここまで期待をかけるのは、映画製作委員会の幹事社を務めていることはもちろんのことなのだが、他にも理由があるようだ。