吉木りさ、壇蜜らの事務所破産も時代の流れ… 芸能プロ&マネジャー「不要論」が止まらない
タレントの壇蜜などが所属する芸能プロダクション「フィット」の破産がこのほど伝えられた。帝国データバンクによると、今月22日に東京地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債は調査中という。
「かつては大原かおり、乙葉、吉木りさと、売れっ子タレントたちの所属で有名な事務所です」とは芸能関係者。同社破産の理由は明らかになっていないが、水物といわれる芸能界において、芸能プロがその存在意義を失いつつあるという流れはあるらしい。
「インターネットの普及によって、ある程度の知名度のタレントならば、所属事務所がなくても活動できてしまいますからね。最近はホームページを作成するのも経費がかかるからと、XなどSNSのプロフィル欄にメアドをつけ、『お仕事のご依頼はこちらへ』とやるだけで済んでしまう。そういうタレントが若手を中心に主流になりつつありますから」(前出の芸能関係者)という。
■タレントの独立も相次いで…
最近の芸能界はタレントの独立が相次ぎ、このほどお笑いタレントのキンタロー。が今月末で松竹芸能を退社することを発表した。本人は「円満」とし、感謝の言葉を書き連ねたが、その本音は有名芸能プロの看板がなくても仕事には全く差し支えないとの判断があったのか。ひょっとすると、差し支えないどころか、邪魔に感じていたのかも知れない。