吉岡里帆“ど根性女優”の原点「欲しいものは自分の力で…」所属事務所休業で移籍も仕事絶好調
貧すれば鈍すじゃないが、看板俳優の伊藤英明が22年に、松本まりかが昨年末、事務所を去り、それぞれ他の事務所に移籍。剛腕とされた幹部スタッフも相次いで辞めていったようだ。
「営業でタニマチや業界での強力なツテをつかみ、それをもとにやっていくやり方が時代と共に通用しなくなったのかもしれませんね。コロナ後、カネの流れも変わりましたし、ドラマも映画も配信が主流の時代に。そのトップに躍り出た『ネットフリックス』などは、事務所の看板などに左右されないどころか、日本の大手芸能事務所の所属タレントは起用しないといわれているくらいですから。それらが世界標準で、そんな世界で売れている真田広之のような存在こそ、事務所もタレントもめざすべきトップなのでしょうね」(同)
事務所がどこだとか、だれだれさんのツテがあるという売り方。そんなかつてのギョーカイ流ではなく、実力オンリーでのし上がっていく時代。そんな潮流の変わり目にあわせ、泳ぎも変えたのが吉岡里帆なのかもしれない。