多部未華子、佐々木蔵之介…「俳優」独立ラッシュの裏にテレビ・CMとのウィンウィン関係
この3月末から4月初めにかけ、かなり多くの俳優たちが、それまで所属していた事務所をやめて独立または移籍したことを発表した。
長塚圭史(48)と田中哲司(58)は共に「鈍牛倶楽部」を退所。佐藤隆太(44)と佐々木蔵之介(56)は「ケイファクトリー」、多部未華子(35)は「ヒラタインターナショナル」を退所した。
一方、吉木りさ(36)と壇蜜(43)は所属事務所「フィット」が破産したため、マネジャーと共に他の事務所へ移籍したり、独立している。また吉岡里帆(31)は業務停止の「エー・チーム」から他の事務所に移った。
いま名前が挙がった事務所ではないが、ある芸能プロの社長に話を聞いてみた。
「まあ、2億円の売り上げが消えるということですね。多部未華子さんについて言えば……」
中堅女優の彼女クラスなら映画やドラマ、CMの仕事を考えれば、それくらいは見込めるというわけだ。
「昔はタレントが独立するとトラブルになったり、“干される”といったことが多々ありましたが、今の時代は無理。むしろ、『やめる』と言われないようこちらからコミュニケーションを取らなくてはダメです」