元テレ朝アナ藤井暁さんは40代で「校長先生」 小川彩佳、夏目三久、大島由香里などに熱血指導していた
藤井暁さん(元テレビ朝日アナウンサー/64歳)
“欽ちゃん”こと萩本欽一が“視聴率100%男”といわれた1970~80年代、多くの人気者が彼の番組から生まれた。テレビ朝日の藤井暁さんも、アナウンサーでありながら「欽ちゃんのどこまでやるの!」に出演し、“サンドイッチ”なるトリオで歌を歌い大ヒットさせた。藤井さん、今、どうしているのか。
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藤井さんに会ったのは、東京・六本木にあるテレビ朝日のグループ会社「テレビ朝日アスク」。テレビ朝日系のアナウンススクールだ。
「4年前にテレビ朝日の広報部で定年を迎え嘱託採用になり、『アスク』へは去年の5月に来ました」
藤井さん、まずはこう言った。
「44歳のとき、テレビ朝日のアナウンス部に籍を置きながら、『アスク』に現職出向し、GM(校長)を務めたことがありました。実際に教えてもいまして、つい力が入って熱血指導を(笑)。そのときに在籍していたのが小川彩佳アナ、フジテレビに入った大島由香里アナ、日本テレビに入った夏目三久アナ……。自分はアナウンサーとしては四流、五流だったと思いますが、教えるのは下手ではなかったのかな、と(笑)。GMを2年務めた後、またアナウンス部に戻りワイドショー『ワイド!スクランブル』で夕刊紙を読んだりして、11年に広報部へ異動に。そして、テレ朝生活の最後は、もう一度若い人たちの力になって、アナウンサーを生み出したいな、と『アスク』へ異動を願い出たんです」