遠藤憲一「コワモテ俳優」の裏の顔…長澤まさみに呼び捨て懇願、“かかあ天下”夫人との約束で断酒も
店では店員のように新規客を迎えたり、趣味のカメラで撮影したロケ先の風景や花の写真を見せたり、小島よしおの真似をして「そんなの関係ねぇ」とやったりして盛り上げ、親しまれていたそうだ。
■「手間のかかる甥っ子」
本人もたびたび語っているが、長かった下積み時代は風呂なし共同トイレの4畳半アパートに住み、ビアガーデンなどでアルバイトの日々を送っていた。ビデオ映画の脇役でヤクザを演じたりしていたが、29歳の時に元タレントの昌子さんと結婚し、昌子さんが事務所代表兼マネジャーとなってから運命が好転していった。飲みに行ったまま、三日三晩音信不通になったりもしたそうだが、断酒といい、昌子さんの尻に敷かれ、その命令に従う関係が続いているらしい。かかあ天下について、遠藤は2017年、神奈川新聞のインタビューにこう語っている。
「結婚して今年で27年になりますけど、女房は自分のことを『手間のかかる甥っ子』だと言うんです。『夫や息子と思えば腹が立つけど、甥っ子と思えばさほど腹は立たない』と言って(笑)。女房と自分をつないでいるのは、ある部分で信頼し合っているからだと思います。そういう意味では、おいそれとめぐり合えない間柄、自分にとって、彼女はそうはめぐり合えない人。ある種、奇跡の出会いでした。女房はどう思っているかわかりませんけど(笑)」