矢吹奈子は「次世代主演級女優」 教室の一番後ろで存在感を発揮していた
ドラマ「御上先生」(TBS系)で晴山奈緒役を演じた元HKT48の矢吹奈子は、役の見せ場こそ少なかったが、教室の一番後ろの列の席で存在感を発揮していて、2000年代生まれの次世代主演級女優として「私もここにいるよ」と大きな旗を振っている姿が見えた気がする。
矢吹が演じた晴山は女子力が高いクラスの人気者という設定だが迎合しない面もあり、第4話で上坂樹里が演じる東雲が提案した文化祭の自主発表には自分の意思で不参加を決め、「晴山はやらないんだっけ? と何度か聞かれて、つらかったです」と不満をはっきり言う場面が印象的だった。
2001年6月18日生まれ、東京都出身。AKB48の握手会会場で憧れていた指原莉乃にAKB48のオーディションを受けることを勧められ、その後、指原が移籍した福岡を拠点とするHKT48に関東から“越境”加入した。2018年から2021年までは韓国発のグローバルグループ「IZ*ONE」のメンバーとして専任活動。2023年4月にHKT48を卒業して、同年秋の「18歳、新妻、不倫します。」(ABC)で連ドラ初ヒロインを演じた。