AV女優のギャラは世の景気に比例する…最高額は小林ひとみか、夕樹舞子か、及川奈央か?

公開日: 更新日:

 すっかり下火になってしまったアダルトビデオ。その潮目の変化はいつ頃だったのか。AV女優のギャラ事情はどう変わったのか──。

 AV業界の黄金期は1986年末からとされる。あのバブル期と同時代だ。日本中が好景気に沸く中で世に出たAV女優といえば、新田恵美、小林ひとみ、沙羅樹、黒木香、かわいさとみ、沙也加、豊丸、葉山レイコ、林由美香、樹まり子、工藤ひとみ、桜樹ルイ、朝岡実嶺ら、懐かしい名前がズラリと並ぶ……。

 忘れてはならないのが“AVの帝王”こと、村西とおる監督だ。監督は、湯水のごとく使われた金を例えるのに、度々「壊れたキャッシュディスペンサー」という言葉を使っているが、バブル期のご自身がまさにソレだった。出演するAV女優に、相場の5倍近いギャラを支払い、ハワイロケでは金に物を言わせ、空中〇〇を撮影しようと飛行機をチャーター。女優へのプレゼントといえばダイヤモンドからリムジンまで。金に糸目はつけない代わりに、1本撮れば売り上げは1億円。次々とヒット作を出したから、入金も湯水のごとし。挙げ句、衛星事業に手を出し、抱えた借金は50億円というのだからスケールがデカい。これもバブル期だからの神話だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  2. 2

    松本潤、櫻井翔、相葉雅紀が7月期ドラマに揃って登場「嵐」解散ライブの勢い借りて視聴率上積みへ

  3. 3

    遠山景織子 元光GENJI山本淳一との入籍・出産騒動と破局

  4. 4

    低迷する「べらぼう」は大河歴代ワースト圏内…日曜劇場「キャスター」失速でも数字が伸びないワケ

  5. 5

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  1. 6

    反撃の中居正広氏に「まずやるべきこと」を指摘し共感呼ぶ…発信者の鈴木エイト氏に聞いた

  2. 7

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 8

    キンプリが「ディズニー公認の王子様」に大抜擢…分裂後も好調の理由は“完璧なシロ”だから 

  4. 9

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  5. 10

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「餅」で尿意ストップ! 映画の途中にトイレで席を立ちたくないなら

  2. 2

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  3. 3

    永野芽郁は映画「かくかくしかじか」に続きNHK大河「豊臣兄弟!」に強行出演へ

  4. 4

    阿部巨人が企む「トレードもう一丁!」…パ野手の候補は6人、多少問題児でも厭わず

  5. 5

    永野芽郁&田中圭の“不倫LINE”はどこから流出したか? サイバーセキュリティーの専門家が分析

  1. 6

    天皇一家の生活費360万円を窃盗! 懲戒免職された25歳の侍従職は何者なのか

  2. 7

    気持ち悪ッ!大阪・関西万博の大屋根リングに虫が大量発生…日刊ゲンダイカメラマンも「肌にまとわりつく」と目撃証言

  3. 8

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  4. 9

    自民にまた「政治とカネ」問題!太田房江氏に選挙買収疑惑、参院選公認めぐり大阪でグチャグチャ泥仕合

  5. 10

    イケイケ国民民主党に陰り? 埼玉・和光市議補選は玉木代表が応援も公認候補まさかの敗北