あの時、新聞やテレビが報じていたら…ジャニーズの少年たちの「性被害」は拡大しなかったはず
元SMAPや嵐のメンバー、近藤真彦や田原俊彦、東山紀之たちは、元Jrのカウアン・オカモト(26)が話した、ジャニー喜多川(享年87)による「性的虐待」を、どんな気持ちで聞いたのだろうか。
カウアンは、週刊文春(4月13日号)で、「当時80歳のジャニー喜多川から15回~20回、性的虐待を受けていた」と実体験を告白し、4月12日に日本外国特派員協会で会見を開いた。
彼は性被害に遭ったという意識は特にないというが、
「ただ……構造的に腐敗してるなと思います。相手もご老体なので、拒もうと思えば拒める。圧倒的に強姦されているわけじゃなくて、社会的に強姦されているというか。ジャニーさんと性交渉することでキャリアがステップアップする、という幻想が僕たちの中になければ、たぶん起こってない」
「タレントたちの評価が、完全にブラックボックス化されちゃっているからこそできたことですよね。圧倒的にセンスがあるし、新しいものをつくっていく人だから、みんな『NO』と言えなかったと思うんですけど」