専門家が10キロ減量に成功した「心理学ダイエット」5カ条

公開日: 更新日:

 古澤教授は減量目標を10キロに設定。摂取カロリーを13%減らすことからスタートした。

「1日に食べる量を13%減らすと明確な目標を決めました。13%は私の体重にして約9.5キロ分。ご飯の量を毎食3口分かそこら減らしましたね」

 一方でタンパク質、ビタミン、ミネラルを減らさないように注意した。

「最初のひと月で2キロ減、4カ月でスタートから4キロ落ちて1年間で6キロ減量。3カ月目辺りから徐々に血圧が下がり、不整脈がおさまりました」

【4】体を動かす

 体を動かすことには2つの意味がある。

「まず、歩数を寝る前に記録する。記録は『今日はこれだけカロリーを消費した』と励みになる。もうひとつ、気持ちを変える意味も大きい。『お腹がすいた』と思ったとき、5~10分歩く。運動には、不安を取り除いたり、嫌なことから注意をそらす効果がある。食べたい気持ちは消えます」

「1、2、3」と20くらいまで数を数える行動も、同じ効果が期待できるそうだ。

【5】誘因の影響の排除

 言葉は難しそうだが、要するに“見える場所におやつなどを置かない”こと。会社でも机の上や引き出しにお菓子があると、つい手を出してしまいがち。まずは、お菓子や果物は食器棚や冷蔵庫に入れて視界から消そう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」