夏に増加の「痛風発作」 3つのマイナス要素知って正しく対策

公開日: 更新日:

 水分の摂取も忘れてはいけない。腎臓機能に問題がある場合を除き、1日2リットル、少しずつ取ることを目安に。

 もちろん、痛風に対して正しい知識を持つことも不可欠だ。

「“尿酸値のためにビールをやめて焼酎に替える”という話をよく聞きますが、ビールがNGなのではなく、アルコールそのものがNG。アルコール全般において節制が必要です」

 尿酸値が高いと、痛風発作だけに注意が向きがちだが、本当の怖さはそこではない。

動脈硬化が進行し、心筋梗塞などの心血管障害のリスクが上がります。腎臓が悪くなり、人工透析のリスクも出てきます」

 一般的に、痛風発作を起こしてから薬物治療が始まるが、尿酸値が高いことに加え、高血圧脂質異常などがあれば、痛風発作前から薬の服用が必要なケースもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ