猛暑でも実は冷えている体の芯 “灸”温めればで楽になる

公開日: 更新日:

 では、どうするか。朴院長は「背中とお腹、脚に灸をすると効果テキメンです」と言うので、灸をやってもらった。背骨を中心に左右対称の12カ所に灸を据えて5分ほどか、すこーしずつ体の芯が温まってくる。「熱くなったら教えて下さい」と言われて、10分ほどで「熱い」と伝えると、灸の場所をズラす。そうやって灸の場所を変えながら20分やってもらうと、お腹の方までほわ~っと温かくなった。

 お腹も同様におへその周りに5カ所、脚も同様に膝の左右に1カ所ずつと足の裏に1カ所だ。

 やってもらっているときから血行がよくなったのか、体の軽さを感じた。一通り終わって立ち上がる、体がものすごく軽い。カメラマンいわく、「顔がツヤツヤ」。肩凝りも楽になって、その日はグッスリ熟睡。そして翌朝は、ちゃんとした便がスルッと出た。

「市販の灸は持続時間が1分ほどと短いので、灸を変えながら1カ所10分くらい温めるといい。2、3日に1回ずつやってみると、体の変化に気づくはずです」(朴院長)

 家でやるときに灸を置くポイントのツボは、背中の「腎兪」、お腹の「中院」「気海」「関元」、脚の「足三里」、そして足裏の「湧泉」だ。それぞれの場所は、ネットなどを参考にするといい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末