大谷昭宏さん 病気で「死」に対する心持ちが変わった

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 もうひとつ収穫だったのは、自分が視聴者にどう見られているかということです。この病気で7月下旬から9月下旬までレギュラー番組を休ませていただきましたが、それを事前に告げた際、病気のことを詳しく言わなかったので、たくさんの問い合わせがあったと聞きました。「大谷さんはどうしたんですか?」「大丈夫ですか?」という心配の声にまじって、「なぜ辞めさせられたんだ?」「いったい何をやらかしたんだ?」との問いが非常に多かったと(笑い)。こんなふうに見られていたんだなぁと分かって面白かったですし、あらためて仕事のやり甲斐を感じましたね。

▽おおたに・あきひろ 1945年東京都生まれ。早稲田大学卒業後、読売新聞大阪本社入社。大阪府警捜査1課担当などを経て87年に退社。大阪に事務所を開き、ジャーナリストとして活動。「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日系)ほか、テレビ、ラジオの出演多数。著書に「事件記者という生き方」(平凡社)などがある。

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