薬が余ってしまう人は処方量を調整してもらうことができる
残薬やポリファーマシー(多剤併用)は、医療財政を圧迫する大きな問題になっています。国も重要視していて、ポリファーマシー対策として「6種類以上の薬を使用している場合、2種類以上を減らすと診療報酬が加算される」ようになりました。
残薬は「保存状態や使用期限から有効性が担保できない」という問題もありますし、ポリファーマシーは「必要以上に無駄な薬を飲んでいるケース」もあるため、対策が進んでしかるべきであるといえます。
こういった問題は、患者―薬剤師―医師が連携して取り組むことができるうえ、対策を実践することは患者さん自身にも国にも大きなメリットがあるのです。