手足に水疱ができる掌蹠膿疱症…「治療に満足せず」が多数

公開日: 更新日:

「患者さんが日常生活で困っているのは大きく2つに分けられます。水疱や痒み、痛みによるものと、人に見られることです。仕事・就職、買い物・外出、人付き合いなどは人に見られることと関係していますし、家事・育児、睡眠などは症状に関係しているのでしょう。アンケート調査では治療に満足していない人が31・7%ですが、大学病院を受診する患者さんたちの状況から考えるとこの数字はもっと多いはず。インターネット調査という性格上、比較的軽症の方が回答者に多いのかもしれません」

 掌蹠膿疱症は研究の遅れから、重症例では薬があまり効かないケースも珍しくなかったが、最近新薬が登場。今後は治療後の経過が大きく変わることが期待される。治療に満足していない人が大きく減っていくかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…