【心房細動】予後が悪い脳梗塞や心不全につながる危険あり

公開日: 更新日:

 また、アルコールを控えめにしたほうがいい。利尿作用があり、脱水を促すからだ。とりわけ夏にうまいビールは利尿作用が強く、ビールを1リットル飲むと、1.1リットルの水分を失うといわれている。酔っぱらってそのまま寝てしまい、夜間に脱水状態を招くようなことは避けなければならない。

 心房細動を発症した場合、症状が軽いからと放置せず、適切なタイミングで治療を始めることが大切だ。

「早期に発見すれば、薬物治療の効果が見込める上、カテーテルを挿入して原因となっている部分を高周波の電気で焼き切る『カテーテルアブレーション』という治療で完治も望めます」(天野氏)

 猛暑で、体にいつもとは異なるような違和感を覚えたら、心房細動の可能性も頭に入れて、早めに医療機関を受診したほうがいい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」