漢方は複数の成分を混ぜ合わせることで初めて効果が表れる
とりわけ、合併症の多い患者や慢性疾患の患者がポリファーマシーになりやすい傾向にあります。どうしても治療上必要な薬は仕方がないとして、とりあえず漫然と薬を使用するのは避け、自分にとって本当に必要な薬なのかどうかを定期的に見直すことが大切です。このように西洋薬はできる限り複数の併用を避けた方がいいとされているのですが、漢方は複数を併用する(成分を複数混ぜる)ことで初めて効果が表れます。
このように、両者の併用に対する考え方はまったく逆で、大きな違いになっているのです。