脳<下>ランセット誌に掲載 認知症を回避する9つのポイント

公開日: 更新日:

 認知症予防に効果が期待できる有酸素運動には、国立長寿医療研究センターが提唱・実践している「コグニサイズ」がある。例えば、左右にステップを踏みながら、歩数が3の倍数になったところで手を叩くというふうに「有酸素運動+知的活動」で体と頭を同時に活性化する運動だ。

 しかし、もっと簡単にコグニサイズができる方法がある。

「これまで運動習慣がなかった人は、まず『週3回、30分の早歩き』を目標に始めてみてください。その際に、すれ違う自動車のナンバープレートを見てください。そして、例えば『1188』なら、『いいパパ』とゴロ合わせの言葉を考えてみる。または、最初の2ケタの数字と後の2ケタの数字を足したり、引いたりしてみる。4ケタを足してみる。1万から4ケタの数字を引いてみる。このようなことでも体と頭を同時に鍛えるコグニサイズになります」

「社交ダンス」や「ゴルフ」もコグニサイズの一種という。社交ダンスのステップを覚えるのは認知機能を鍛えることになり、何より“異性との接触”が脳にいい。ゴルフはスコアをカウントしたり、風向きやコースのつくりによって、どう打つか頭を使うからだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 2

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 3

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  4. 4

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  5. 5

    「クスリのアオキ」は売上高の5割がフード…新規出店に加え地場スーパーのM&Aで規模拡大

  1. 6

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  2. 7

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  3. 8

    189cmの阿部寛「キャスター」が好発進 日本も男女高身長俳優がドラマを席巻する時代に

  4. 9

    PL学園の選手はなぜ胸に手を当て、なんとつぶやいていたのか…強力打線と強靭メンタルの秘密

  5. 10

    悪質犯罪で逮捕!大商大・冨山監督の素性と大学球界の闇…中古車販売、犬のブリーダー、一口馬主