サトイモ・青じそ・きな粉で「脾」を強め花粉症を撃退する
くしゃみ、鼻水が止まらない、目がかゆい……。花粉症がつらい季節。賢く食べて、体の中からしっかりとバリアーを張りましょう。
中医学では花粉症を引き起こす理由として、目には見えない体内のエネルギーである「気」が関係するとしています。気が不足すると、体力が落ちて免疫力が低下、アレルギー物質が体内に侵入して症状を引き起こしてしまうと考えられているのです。
花粉症を克服するためには、気を生み出すために重要な働きをもつ臓器「脾」を強めるとともに、しっかり免疫力を高める食材を取り入れることが重要です。
改善のために特におすすめなのは豆類、イモ類、キノコ類。豆は脾のパワーを強め、代謝を高めて気を補う作用に優れています。キノコは体をエネルギーで満たし、免疫力をアップする効果大。イモ類は気をしっかりと底上げするのに役立ちます。特に、粘膜の炎症を抑える作用が高いサトイモがおすすめです。また、これらにプラスして取り入れたいのが青じそとナツメです。アレルギー症状の改善に絶大なパワーがあります。