著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

豆・ブロッコリー・きのこで「気」を補って免疫力をアップ

公開日: 更新日:

 いまなんといっても気になるのは新型コロナウイルス対策です。免疫力をしっかりと高めて、押し寄せる第3波に負けない体づくりをしましょう。

 薬膳の考え方の前提となる中医学(中国の伝統医学)において、免疫力を高めるためには「気」を補うことが重要とされています。気とは全身の至る所を巡っている、目には見えないエネルギー。生命活動を維持するための源となる気はすべての基本です。これが不足すると常に疲労感、倦怠感があるといった状態に。そして、免疫力が低下し、抵抗力がなくなってしまうのです。

 気が充実していれば「元気」、そうでなければ「病気」になってしまうほど、気は重要。日頃から気が全身に満ち足りていることが免疫力アップのために欠かせないのです。

 そもそも、体質的に気が足りていない「気虚タイプ」は要注意。特徴としては、年がら年中、風邪をひきやすい、胃の調子がすぐ悪くなる、朝なかなか起きられない、声が小さい、睡眠時間に関係なく食後やたら眠い……といった人は、気が足りていない可能性大といえます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」