AIとビッグデータは「目」の診断治療をどう変えるのか?

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「これが普及すれば糖尿病網膜症の患者数が減少するかもしれません。そもそも糖尿病網膜症とは、糖尿病によって網膜の血管が傷つき視力低下などを起こす病気です。日本では中途失明原因の第2位といわれています。糖尿病を患っている期間が長いほど発症頻度が高く、糖尿病になって10年たった人の50~60%はこの病気にかかっているといわれています」

 日本では医療機器が診断・判断を下すことができない決まりになっているため、IDx―DRやEyeArtが導入されたとしても最終的に医師の判断が求められることになる。眼科での診療では糖尿病網膜症だけの診断では不十分だからだ。

■失明する人を減らせる

 むろん、AIやビッグデータの応用は糖尿病網膜症の診断に限らない。緑内障でも既に臨床応用されている。そのひとつが、緑内障の視野予測だ。

「緑内障は視野の中に見えない部分ができて、それが徐々に広がっていく病気です。日本人では60歳以上で10%程度いるといわれています。日本人の中途失明第1位の原因ですが、視野の欠損は自覚しにくく、欠損していても脳が自動的に補正してしまうことがあり、発見するのが遅くなる場合も少なくありません」

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