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青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

CDC週報で報告 ファイザー新型コロナワクチンの安全性は?

公開日: 更新日:

 その結果、アナフィラキシー反応の基準を満たした症例は21件で、発生頻度はワクチン接種100万回当たり11・1件です。なお、ワクチン接種からアナフィラキシー反応が発現するまでの時間は、7割の症例で15分以内でした。また、アナフィラキシー反応による死亡は報告されていませんでした。

 アナフィラキシー反応を過去に経験したことがある人では注意が必要かもしれませんが、新型コロナウイルスワクチンの安全性は総じて高いと考えられます。鎮痛薬によるアナフィラキシー反応が、1万人当たり約13件であることと比較すれば、その頻度の低さがよく分かると思います。

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