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古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

アユは「天然」と「養殖」で含まれる栄養成分が大きく違う

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 また、養殖アユは脂の乗りが良く天然アユと比べてエネルギーは高めになります。焼いた場合で比較すると、100グラム当たり天然177キロカロリー、養殖241キロカロリー。内臓だけで比べると100グラム当たり天然194キロカロリー、養殖558キロカロリーとなっています。

 養殖アユの内臓のエネルギーが高いのは脂肪酸の量の違いが原因です。天然アユの内臓焼き(100グラム中3.26ミリグラム)に対して、養殖アユの内臓焼きは、100グラム中16.39ミリグラムで、養殖アユの方が5倍も多く含まれているからなのです。

 でも、脂肪酸が多いのは悪いことだけではありません。血液をサラサラにしてくれたり、血中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあるエイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)が豊富に含まれているので、目的に応じて食べ比べるのもおすすめですよ!

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