ワクチン接種後「死亡事例751件」厚労省が21日の副反応検討部会に報告 前回から195件増

公開日: 更新日:

 厚生労働省は21日、新型コロナワクチン接種後に死亡した事例が16日までに751件に上ったことを明らかにした。同日開催の新型コロナワクチンの副反応を検討する専門家の合同部会に報告した。7日の前回報告では556件だった。

 751件の内訳は、米ファイザー社製接種後に死亡した事例746件、米モデルナ社製5件。2月17日から接種がスタートしたファイザー社製は11日までに663件、12日から16日までに83件の報告があった。5月22日から接種が始まった米モデルナ社製は11日までに4件、12日から16日までにさらに1件が報告された。

 専門家の評価は、米ファイザー社製が11日までの663件を対象に行われ、因果関係評価αβγのうち「β」(ワクチンと死亡との因果関係が認められないもの)3件、「γ」(情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの)660件。米モデルナ社製は11日までの4件について行われ、いずれも「γ」だった。

 ちなみに今回「β」とされた米ファイザー社製の3件の詳細は以下の通り。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」