ストロング系チューハイ「2本目」に手を伸ばす前に考えてほしいこと
ストロング系チューハイは、アルコールを摂取する方なら大抵の方がご存じの通り、アルコール度数が9~12%と非常に高く、ジュースのような甘い口当たりと清涼感で、グイグイ飲めるお酒です。
ビールやアルコール飲料が苦手な人でも飲みやすく、プライベートブランドであれば350ミリ缶で100円以下のものもあるなど値段も安い。コンビニでは、棚に並ぶ缶チューハイのほとんどがストロング系というところもあります。
このストロング系チューハイ、たまの休日に1本たしなむ程度なら、医師としてお勧めはできないものの、そういった楽しみ方があることを理解できます。
問題なのは、その飲みやすさから、ビールを飲むような感覚で、短時間に多くの量を飲んでしまう点です。
アルコール度数9%のストロング系チューハイの場合、350ミリリットル缶1本の純アルコール量は25.2グラム。アルコール度数15%の日本酒1合の純アルコール量は22グラムですので、ストロング缶チューハイ350ミリリットル缶と日本酒1合の純アルコール量が同等ということです。