著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【くるみ】脳をパワーアップして認知機能の衰えを防ぐ

公開日: 更新日:

 ほかに腰痛便秘、頻尿の改善にも役立ちます。

 また、女性にとってはシワ改善といううれしい効果も期待できます。70歳を過ぎても、10代の肌の美しさを保っていたという清王朝末期の女帝・西太后は、くるみを欠かさず食べていたといわれています。

 くるみの健脳パワーをさらに高めるなら、「血を補う食材」との組み合わせがおすすめです。

 中医学で血は、全身に流れて体の隅々にまで栄養を与える液体と考えます。そして、脳の滋養に欠かせない存在なのです。

 血を補う働きがある、カツオ、マグロ、イカ、ホウレンソウ、小松菜、ニンジン、黒ごまと組み合わせるとよいでしょう。栄養学的にも良質なオメガ3脂肪酸を豊富に含むくるみは、シニアにとって手軽に栄養を取れるうれしい食材です。低栄養は、認知機能にも影響します。小腹がすいたときやおつまみにつまんで、しっかりと栄養を補給しましょう。

 くるみは刻んで料理に使うのもおすすめです。サラダ、炒めもの、煮物などに加えたり、トーストやヨーグルトにトッピングするとおいしくいただけます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」