著者のコラム一覧
田中智子「うぐいすヘルスケア株式会社」代表取締役

シーメンスの補聴器部門でマーケティングの勤務を経て、2020年補聴器販売会社「うぐいすヘルスケア株式会社」設立。認定補聴器技能者資格保持。

子供の聞こえづらさ対策の遅れは生活や学習に大きく影響

公開日: 更新日:

 また、耳の聞こえの障害は生まれつきの場合だけでなく、その後の病気が原因で起こるものもあります。日頃からお子さんの日常の様子に注意し、発達に応じて耳の聞こえ具合と言葉の状態を確認することは大切です。

 早期発見する取り組みの重要性が、自治体でも認識されつつあります。例えば東京都では2019年から公費負担助成制度が始まり、すべての新生児が検査を受けられ、状況に応じて補聴器購入を助成する体制構築に動き出しています。そしてその流れは全国の自治体へと波及しています。

 新生児の段階で発見されれば、早いうちに聴覚への介入がされるので、1歳代にはもう補聴器をつけ言語獲得前の早期に音を脳に届けられるようになります。

 今後も一層、聞こえを改善し、より良く聞こえることがあらゆる人々の健康に深く関わるのだという認識のもとに、補聴器は人生をより豊かにし得るツールの一つになっていくことでしょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」