鼻水に不快を感じる「後鼻漏」には要注意…患者は50~60代に多い
あおむけで横になると鼻の構造上、鼻水が喉へ流れやすくなり、後鼻漏の症状がより顕著になる。
そのため、後鼻漏は喉の不快感だけではなく、睡眠障害や精神疾患など、自身のQOLにも影響をもたらしてしまう。
また、後鼻漏は炎症に対する治癒力が高く慢性化しにくい若年層に比べ、中高年に多いことから、過去に鼻の炎症を何度も経験してきた人は注意が必要だ。
治療は基本的に薬の処方か外科的治療によって行われるが、食生活の改善によって症状を軽減させられるという。具体的なポイントは次の通りだ。
【腸内フローラの改善】
「腸の粘膜と鼻の粘膜は一心同体です。日本食や発酵食品から善玉菌を取り入れると腸内フローラのバランスが良くなって免疫機能が向上し、症状を改善します。そのために、乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌を養う野菜をできるだけ多く取りましょう」
【良い油の摂取】