また、豚肉は牛肉などと比較して、取ってほしいと推奨されている不飽和脂肪酸の量が比較的多いのも特徴です。部位や種類にもよりますが、日本食肉消費総合センターのデータによると豚肉の不飽和脂肪酸は脂肪酸全体の約50%を占め、そのうち約80%がオレイン酸であることが分かっています。一価不飽和脂肪酸のオレイン酸は、オリーブオイルにも含まれる脂肪酸で、悪玉コレステロールの低下作用が認められています。
とはいえ、どんなに良い食材だとしても食べすぎは厳禁! 一般的な成人の場合、1日に食べる量を80~100グラム程度にすると過剰摂取を防ぐことができます。