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永田宏長浜バイオ大学コンピュータバイオサイエンス学科教授

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

【視力検査】健診では一部しか受けられない…重大な眼病の発見には不向き

公開日: 更新日:

 視力検査は視力だけの測定なので、目の重大な病気の発見には不向きです。たとえば初期の白内障や緑内障は分かりません。白内障は、ある程度進むと目がチカチカしたりピントがボケたりするので、気がつきます。しかし緑内障は気づきにくいといわれています。40歳以上で20人に1人が緑内障になるといわれており、高齢になって失明する原因になります。

 健診のみに頼るだけでなく、ネット上にあるセルフチェックツールを活用すれば、早期発見が期待できます。たとえば日本眼科啓発会議のホームページのツールがおすすめです。白内障や緑内障の早期発見に役立つツールが、複数用意されています。

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