シニア世代の「ディスコダンス」で体も心も若返ると医師も太鼓判 長野では市主催のパーティー
「『らくちんリズム運動』の名で私が立ち上げました」と冨田さん。
「『らくリズ』は、今はやっているような激しく跳んだりはねたり、首をガクガクと動かしたりというダンスではありません。とはいえ簡単に踊れそうに見えるけれど、実際にやってみるとちょっと難しいステップもある。踊り終わった後には達成感があります」
冨田さんは60代。その年齢だからこそ感じているのは「シニア世代になると達成感を味わう機会がだんだん少なくなる」。だからこそ「らくリズ」で達成感を味わってほしいと話す。
「生徒さんは『らくリズで充電して、また1週間頑張れる』とよく話されます。ソウルミュージックやディスコが好きだったなど共通の話題があり、生徒さん同士、話が盛り上がりやすい。体を動かすことで得られる爽快感だけではなく、懐かしい曲で楽しく踊り、話をすることでワクワクして心が豊かになる。今が青春時代、みんなが主役という世界観を大切にし、参加者が生きがいを感じられる場であることを重要視しています。しんどくなったら、途中で座って休んで音楽だけを聴いていてもいいんですよ」